今更ながら観てきたのですが、感想的にはタイトルのとおりで、なんかこう物足りない感が残りました。
箇条書きに違和感を加筆修正してみた。
・徹底した三成視線でもなければ、群像劇って感じでもない
・初芽が伊賀者という設定でいくなら後半、湖北にいるところから佐和山まで逃げたらよろしいがなって感じ
・そもそも「琵琶湖の南 佐和山(佐和山城だったかも)」って文字がはいるけど、佐和山って琵琶湖の南ではないよね
・三条河原の処刑が、対岸がうっそうとした森で、え?って感じ
冒頭の司馬遼太郎の原作通りの回想シーンからはじまるのがちょっとおもしろでしたけど。
たぶん、もっと家康と三成の対峙に徹底して、原作では重要人物だった島左近とかは切り捨ててもよかったんじゃないかなーと。島津の退き口やるの?って感じのところとか、やらないならふれなくってもよかったんじゃない?とか。
よかったところもあって、家康のふんどししめるところと、母布をつくってぱからんぱからんやってるとことかよかったな。
んー、決しても面白くなかったわけじゃないけど、こうやりたかったことがいろいろあってまとまらなかったものを観せられた、そんな感じでした。
佐和山の位置。今の彦根市。