というようなエントリが増えてきて年末っぽくなってきたなーという感じ。
あんまり読んだ本を振り返ることはなかったのですが、整理してみました。
いつか読もうと思っていたけど、池波さんの「人斬り半次郎」(桐野利秋の話)がおもしろく読むことに。 テンポの良さと脳内で再生される真田丸もあって、あぁ、これはこの逸話からか…とか、逆にんんー?話が違うのねとか。いずれも楽しい。
結局、12巻まで一気に読んでしまった。
真田太平記が終わってしまった悲しみから購入。紹介されていた蕎麦屋がamazonだったかどこかで、その蕎麦へ行ってひどい目にあった話があり、心あたたまる。
真田太平記を全巻読了したので、大坂城ロスとなりこちらを。 いまのところ、司馬遼太郎らしく読みやすく、虚々実々な感じが良いですね。このあたり、あんまり史実にこだわるのはいくないと思った。
城塞をよんだので遡って関ヶ原に。島左近がいい味ですね。 家康に正信。こいつら只者ではないですな。関西出身の作者は三成に少し贔屓目な感じが同郷出身のわたしにはいい感じで読めました。
ちなみに映画も観ました。
なんていうか、家康の母衣もってはしゃぐところは最高でした。
黒田官兵衛との出会いまでの話。天才秀吉は信長という理解者がいてこそと思う。
ここでKindle Paperwhiteを購入する。そして感動と後悔。もっと早く買っておけばよかったよ。めっちゃ読みやすいじゃん。
斎藤道三って、蝮ってイメージから、やぼったい悪者像だったのに、こんなにかっこいいダークヒーローだなんて……知らなかったし、素敵すぎる。
ちなみに購入はおそるおそる1冊づつ買って後悔。合本にしたらよかった。
こちらもまだ1冊づつ買った。
軍師官兵衛を観た後なのでイメージつきやすい。3巻まで面白くて一気読み。逆に残り時間からかんがえて、4巻大丈夫?って気になる。
そして、読了後の感想は、最後が駆け足すぎた感あるなー。んー、あと1冊分、5巻完結ぐらいのボリュームで終わって欲しかったかな。
しかし、司馬遼太郎作品の締めって、どれもこんな感じだよなーとも。
次は何を読もうかなーと思い。短編集を読む。タイトルは伊達政宗の回想物語。
このころは仕事がデスマーチの真っ只中で、毎日モンスターエナジーで生きていた。
司馬遼太郎作品ばかり読み続けて、そろそろ戦国ものもめぼしいものがなくなったかなーと思い、今までノーチェックだったか長宗我部ものに手を延ばす。
これまた破天荒な夫婦で面白くて困った。
そしてこれも信長の天下になりつつあるところから、尻すぼみ感もまた半端なくなる。
その息子の話。大名から浪人、そして大阪城冬夏の陣と続く話。先見の明があっても、どうしようもない時の流れや運といったものに翻弄される悲劇。そして、すこしこういう人生も羨ましく思ってしまう。
馬上少年に出てきた、河井継之助(幕末の長岡藩)の話。
激動の時代をいかに筋を通して生きていったかということが現代社会にも通じるところが多々有り。
この継之助のキャラ立ちだけで3巻一気に読めた。
今年読んだ中ではもう一度読みたい本の筆頭。
と振り返ってしまうと歴史小説しか読んでいないことに気がつかされた(気づいていたけど)。