なんか、南米っぽいところで祭が行われている。
自然のウォータースライダー的な川に何人もの人が飛び込んでいる。
まつり的なイベントも盛り上がってきて、
いよいとメインイベントのワニと滝壺に飛び込む時間がやってくる。
そこで選ばれたのは姉でした。
姉は最初はしぶっていましたが、「まぁ、選ばれたら仕方ないか」と割りとあっさり許諾。え、?まじかいなとわたしが思っていたら、ワニが運ばれて来ました。
いっしょに飛び込むワニは口元に2本づつ釘を打ち込まれていて、噛みつかないようになっていました。
あぁ、こんなワニだったら安全だね。と思うわたし。
しかし、ふと川を見るととんでもない大きさの川だったのです。
どう考えても、まともに落ちたら助かりそうにありません。
下を見ると、ビルの屋上の高さぐらいありました。
しかし、着々と準備がすすんでいきます。
ワニもさらに安全対策をとられ、口が縫われていました。
ここまで安全対策するんだーと何故か関心しているわたし。
ふと気がつくと姉がほんじゃ飛び込むねーと、ワニとともに川へ身を投げて、はるかしたの滝壺へとあっという間に落ちていったのでした。
(おしまい)