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死んだあのコを思い出している

歳を重ねるにつれて親戚はおろか、友人・知人も死ぬヤツが出てきた。

 

友人の死亡理由も交通事故だったのが、加齢とともに病気に変わってきた。ついでに、最近はSNSが発達してきたおかげで、めったに見ないFBやmixiなどから死亡が確認されることも増えてきた。

先日も同窓会の開催にあたり、幹事から生存確認が回ってきた。その際に、昔、親しかった友人が病気でなくなったことを知らされたが、これもFBから分かったそうだ。生きているかどうか分からないよりは、はっきり分かるのも便利じゃないかなとも思う。

 

いっとき某趣味に特化したSNSに入り浸っていたことがある。そのSNSは、誕生日になると登録してあるメールアドレスに「今日は●●さんのお誕生日です。一緒にお祝いしましょう!」的なメールが流れてくる。

そう、亡くなった友人の誕生日が来るたびに「●●さんのお誕生日をお祝いしよう!」と軽いノリでメールが来るのである。

 

なくなって数年は、忘れかけた頃に突然くるお祝いメールに、数日間は鬱鬱とした気分にさせられていたが、近年は「あぁ、死んだあいつの誕生日だっけ?」ぐらいに思えるようになってきた。

そして忘れ去られるよりは、よっぽど供養になるんじゃないかなーと思い、めったにログインすることも無いSNSも退会せずに放置している。

 

なのでいつもは適当にいれている誕生日も自分の誕生日にただそうかと思う。そうじゃないとパスワードを忘れた時にも困るから。