うとうと寝ていて、ふと気がついたら、誰かに首を両手でぐいぐいと締め付けられていることに気がついて目が覚めた。
うわーと、気を失いそうになりながらも、何故か多幸感につつまれて心地よくもなってくる。決してクスリをキメているわけではなく、酸欠状態から起こっていたのかもしれない……だめだ、苦しい。苦しいけど快感もある。
この状況、さすがに死んでしまうじゃないのかな……と首を絞められながらも、頭の中では、脳内迷路を解こうと必死になっている。
えーと、あっちかからこの道を進めば、行けるはず!
あー…でも……い・し・き…が……な………く…な…………。
死ぬかと思った時に、あ、これすべて夢の中だと気がつき、目が覚めました。目が覚めた夢を見ていたようでした。
ちょうど、起きる時間だったので、あー変な夢をみたなーと顔を洗いに洗面所行ったところ、鏡に映ったわたしの首には誰かの手形が残っていました。