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ダチョウがツルになった話

また鳥のエピソード。

 

先日、むすめちゃんと京都市動物園に行った時のこと。
この動物園は東エリアの果てに鳥エリアがありまして、そこにエミューやら、ツルやら、孔雀やら、少し離れたところにフクロウがいたします。

 

「ヘビ」や「ワニ」などの爬虫類LOVEの娘ちゃんは、鳥にはあんまり興味がないのか、このエリアには普段は行かないのですが、たまたまそこまで足を伸ばしたところに、白いツルが2羽はいっている檻がありました。


「この鳥はツルって言うんだよ。知ってる?大きいねー」と教えたところ、
「ちがっ、あ・れ・は・ダ・チョ・ウー!」と否定されました。

ふふとまだダチョウとツルの見分けもつかない3歳のむすめちゃんを微笑ましく思いましたが、間違えられたままでは困るので、再度教えてあげました。


「あれはね、ツ・ルって言うんだよ」
「ちがーよ!、あれは、ダチョウ!」
「いやいや、あれはツル……」
「ちが!!ダチョウ、ダチョウだよーー!!」

娘は周囲の視線も気にせずにダチョウダチョウと叫びつづけています。

困ったなーと思い、もう一度娘に教えてあげようと思った時に「!」わかりました。

 

むすめ「あれは、タンチョウ!タンチョウだよ!!」

そう娘は「ツル」ではなく、「タンチョウ(ツル)」ということをわたしに教えてくれていたのでした。

おうちに帰って、娘の良く読んでいる絵本図鑑で確認したら、しっかりと「タンチョウ」と記載されていました。


(おしまい)