筒井真理子、光石研、柄本明、木野花、キムラ緑子、江口のりこ、平岩紙・・・・・・
出てくる人、全員狂っていて面白かった。
なんかなんとも言えない、救いのなさというか、なぜかタルコフスキーのノスタルジアの狂人のろうそくの火を消さずに温泉を渡りきったらと言う予言を思い出した。
坂道を下るときの筒井真理子の笑顔と手拍子(あとでフラメンコのリズムとわかる)が加速していき、観ているこちらまで狂気にとりつかれそうになる。
最後のシーンは賛否そうですが、あれなかったら締まりが悪く、最高の締めでしたね(オレ!)。
男性はホラー、女性はホームドラマという指摘が的を射てる。