タイトルがユアソングじゃなくなって、ロケットマンなんやと思い、同僚から激しくプッシュされつつも、時間がなく観れないまま、アカデミー賞の受賞、そして入院に。
病床にいて、やることがないので、そっかAmazon Premiamでレンタルしてみるかってことで、見ることに。399円だったかな。
監督がボヘミアンラプソディーと同じなのでどうしても比較してしまうがあちらはライブシーンを織り交ぜた映画に対して、ロケットマンはミュージカル仕立て(ジュークボックスミュージカル)。
ユアソングの誕生はあっさりとしたもので、感動的だったという感想もあったけど、わたしは特にその場面で感動はなく、実際のところ、こんな感じであっさりとできてしまったのではないかと思って、天才と呼ばれる所以の作品だなーと。
その天才に足りないところ埋める役、友人であり作詞家のバーニー・トーピンについては、どこで知り合ったのかが知りたかったなーと思ったけど、レコード会社での公募だったそうで、映画ではいまいちわからかなった。なんでも3歳年下だそーで、このバーニーも天才なんだけど、天才以上にエルトンを陰ながら支える能力にすぐれている。こういう友人が欲しいよな。お互いにリスペクトしあえる友人。
ボヘミアンラプソディーと違うとはいえロックスター同士、セックス・ドラッグ・自殺未遂に悪いマネージャー騙されていくのは同じような展開。どうにも金のあるところには悪い奴が近寄ってくるんだろうな。
それにしてもこの両親からの愛のなさがつらくなる。愛が足りないと人は鬱屈してしまうんだろうなぁと。もともとのはじまりでいうと、両親からの愛情で人の人生って左右されてしまうものだなぁとも。
最後にその愛を埋め合わせてくれる、バーニーと恋人の存在がいてよかったなーとエンディングでほろり(ちょっと唐突だけど)。