購入したのはプラスでフリープレイできるようになる前だったんだけど、積みゲーになっておりましたのを仕事がおとついたのでよーやく消化しました。
知ったきっかけははてブのコメントだった気がする。Amazonのコメントも割と好意的で面白そうだなと。はてブは世代が近い人もいるのでゲーム関係の情報は有益です。
ゲームのあらすじなどは省略。3人のアンドロイドを操作したオムニバスとなっていて、ゲームタイトルになっている、デトロイト市でBECOME HUMANになるのか、ならんのかいみたいな話(まんまだけど)。
家内が先にクリアしていて、あれこれ答え合わせ?するのも楽しい。ええ、そんな展開になったの?みたいな。2周目まで必須かなと思っています。
かるくネタバレ回避しながら感想を読んでいたら的を射る評論?があった。
読者レビュー/Detroit: Become Human[PS4] - 4Gamer.net
このアンドロイド設定はいくつもの社会問題を象徴している。
人種差別。例えば作中のバスはアンドロイドの乗る区画と人間の乗る区画とで車内が区分けされている。これは昔アメリカのバスで黒人専用席と白人専用席とが分けられていたのを踏まえている。そして、アメリカで人種差別と戦う公民権運動の始まりのきっかけとなったのは1955年のモンゴメリー・バス・ボイコット事件、つまり疲れた黒人労働者がバスの白人専用席に座ったことなのだ。
少しだけネタバレしてしまうが、アンドロイドによる社会運動を展開していくのにあたり、平和路線か暴力路線かを選択するというのが重要な要素になる。これは、やはり公民権運動においてキング牧師のとった非暴力不服従方針と、ブラックパンサー党などのとった武力闘争方針とを踏まえている。この二者は映画やコミックスの『Xメン』においてもプロフェッサーXとマグニートーとにそれぞれ代表させて対置された方針だ。アンドロイド闘争の描き方は公民権運動の歴史を踏まえている。
そう、マイノリティとメジャとの闘争のお話でした。
以下、自分の為だけの1週目メモ(ネタバレあり)
- コナーはビルの子どもを助けられずに、全員ビルから落ちていきなり死亡した。
- コナーは取り調べの時に拳銃で射殺された。
- コナーはハンクを試したら、公園で射殺された。
- カーラは、アリスの悲鳴を聞いても指示どおり微動だに動かずにアリス死亡して、カーラの話がいきなり終了=全体のボリュームが2/3になった様子(いきなり話がおわったことに気が付かなった)。
- マーカスは、暴力の限りをつくそうと決めて、革命を起こすも、ハリウッドばりの最後の戦いで、コナーに射殺される。
- ああ、これ、マーカスエンドをえらんでもよかったな。
- 筋書きや設定のツッコミどころはもろもろあるけど、CGのおかげで気にならなくなる。
- というか、CGすごすぎ。
- コナーは任務完了したあと、新しいタイプに置き換えられる(むなしい)。
といったところで、2周目もさっそくはじめてみました。
コナーはハンクと親密に、カーラは話がつづくように、マーカスは平和的活動をする予定。
2周目が終わったので、その記録
- コナーはマーカスと協同してアンドロイド開放の活動をする(こっちがメインストーリーぽいとよーやく気がつく)
- ハンクは実のところアンドロイドに理解があり、マーカスとコナーの活動に理解。最後にチキン屋で握手。
- アリスとカーラの話は今回が初めて。割と辛い話が続くのでメンタル弱いと続けられない。
- アリスとカーラの仲間になったルーサーは、ローズ宅にて警察に射殺される。
- アリスとカーラは、リコールセンター(という名のアンドロイド処分場)で解体されバッドエンド。
- 上記は、まるでアウシュビッツのような描かれ方で心がゆさぶられた。
- マーカスは平和的デモを成功させ、コナーもグッドエンディングでした。
アリスとカーラ、ルーサーとサイモンが死亡したからやり直したいなぁ。
2周目、話がぐっと変わったので、非常におもしろいです。