主役がボブマーリーに似ていないというのを聞いていたが確かに似ていないのが気になってくる映画だった。
ラスタファリ運動の説明ぐらいないと、エチオピアの皇帝ハイレ・セラシエ1世がどうのこうので観客の多くは置いてけぼりをくらってしまうと思うがそのあたりの配慮はない。
あとは構成がフレディーマーキュリーの映画みたいな成功と性行話が続きプロットも似ているんだけど、有名なライブ会場での2党首の握手で締めるラストになりうるシーンは、ライブないんかーい!!ってところで、ちょっとこのシナリオにはいちゃもんつけたくなりました。
これ、ご子息のジギーマリーと奥様のリタマーリーが監修に入っているがゆえに、ボブへの視点がかなり近視的だったのが特徴的というか、家族の物語なんだなと思うけど、最後の最後のエンドロールで、ボブの映像でてくるのは勘弁してくれと思いました。
んーなんだろうな。ガンジャ500g消費したぐらいの脱力にはなった。