あまりにも日常がせわしくって、記録を落とすのがおくれつつあります。これは、8月の話だけど、水生植物園へ行ってきました。
なんどもいったことがあるのですが、ここの熱帯(に限らないですけど)睡蓮は本当に綺麗なのと、お庭も綺麗なので、なんどでもいく価値はあります。
それと、この植物園は琵琶湖と隣接していて、国内最大規模の蓮の群生地になっており、そこの鑑賞ポイントでもありました。
ここの蓮は、ひとことで言って。見渡す限りの蓮。甲子園球場の約10倍の広さがあったそうなんですが、まぁたぶんそれぐらい見渡す限り蓮でした。それが消えたというニュースになっていたので、睡蓮・蓮クラスターではそれなりに知名度のある話です。
で、ほんまに見渡す限りの蓮が消えたんかいな……と思い、見に行った次第です。
はい、見事になくなっていましたね。葉の一枚もない。想像を超えて消失していました。急に消えたって、亀の食害ってレベルじゃないぞ……と思うのですが。ちなみに昨年までは、写真の湖面の4倍ぐらいは蓮でうまっておりました。不思議不思議。
なんか、こんな悲しいニュースもありました。
泥地が砂地にかわったそうで、ほんと不思議ですよね。しかし、ここはもともと蓮なんてなかって地元の古いかたからはよく聞いておりまして、文献も調べてみたのですが、さわりだけですが、こんな風にあります。
烏丸半島のハス群生地の歴史につきましては、『琵琶湖のハスと近江妙蓮』によりますと、「この三角形の半島に抱えられたような水域、草津市下物町の北浦と呼ばれた葭原には、昭和五十年(一九七五)ごろから蓮の生育が確認されていました。それが、湖岸堤整備事業が進んだ昭和六十三年以降から生育域を急速に増やし、今では一三haを超える水域に広がって日本一広大な蓮生育地となっています。
やはり、もともと烏丸半島に蓮が一大生息地だったわけじゃなさそうですね。明治あたりまで烏丸半島沖は砂地だったとか。
ちなみに烏丸半島で消えるものがもう一つ。
ランドマーク的存在の風車ですが、最近まわっていないなーと思っていたら、故障にともない稼働停止していたそうです。
なくなるのは少し残念に思います。
とまぁ、ほんとうはこれらを見てくる前にいってきたのですが、トップ写真にあるCAFE INTROさんでごはん食べて帰ってきました。消えるものがあれば、現れるものもありということで、昨年オープンされたそうです。確かに以前はなかった。
ライスバーガーとカレー。近所の農家さんが栽培しているめっちゃ甘くておいしいいちごのジュースとレモネード、どれも美味しくいただきました。
ちなみにハンモックがありますので、ごろごろ湖風にふかれて、ぼーっとするのには最高のロケーションです。